蒜場山登山道整備
平成18年6月11日(日) (整備資材荷揚げ)

GPS LOG 登山道下部の様子 ブナ林
山伏峰の少し下 昨日のメンバーの頑張り アカモノ

11日午前6時天気図 11日午後12時天気図
11日午前6時衛星写真 11日午後12時衛星写真
どうして東の強風が吹いたのか?気象庁HPより引用

日時 平成18年6月11日(日)
参加者 JJφLTQ(笹川)単独
      烏帽子岩から、諏方さん、宮下さんと合流
行き先 蒜場山
天 候 11日曇り
気 温 6月11日AM07:00〜PM14:00  20.1℃〜23.4℃(観測地 新潟)
ウインドプロファイラ 6月11日13:00 1km南9m 2km南9m 3km南南西 9m 4km南西10m 5km西南西13m(観測地 高田)

目 的 蒜場山登山道整備資材荷揚
装 備  夏山低山日帰
登はん用具 なし
通信用具  アマチュア無線機
ナビ用品  GPS 地図 コンパス マップポインター

防寒具  合羽で代用
その他   通常装備
飲み物   水。1.5L
食料品  握り飯、ハイカロリーゼリー、インスタントラーメン、嗜好品
残 量   握り飯1個

コースタイム 事柄 備考
6月11日
06時30分 自宅発
06時35分 会社着 混合油の積み込み
06時50分 会社発
07時20分 加治川治水ダム着
07時35分 加治川治水ダム発
07時40分 登山口(300m)諏方さん、10分前に入山しているようだ。
08時30分 独標(738m)
08時55分 岩岳 (922mm)
10時40分 デポ地
10時53分 蒜場山 山頂着(1,363.0m)
11時53分 蒜場山 山頂発
13時23分 岩岳(922mm)
14時14分 登山口(300m)
14時25分 駐車場所発
15時00分 自宅着

移動データ
標高 スタート場所 加治川治水ダム 300m
到達地点  蒜場山々頂(1,363.0m)
標高差 1,063.0m

6月3日
TP距離 総移動距離(GPSデータ)10.3km
時間 移動時間(GPSデータ) 4:05
移動平均速 2.5km/h
総上昇量 1,421m


概要
下越山岳会が開伐し、今現在も整備をおこなっている蒜場山登山道であるが、昨年も相当期間に渡り刈払作業をおこない資材を下げたのが10月になってからだった。今年は、藤井会長と私の担当となっている。
今年は、何時までもやらないで早急に作業を進めて早期に終了したい。という事から資材も早めに運び揚げた。

6月11日
朝起きても眠い。今日は、単独の予定であるので時間も決めず時間も気にせず、食事をしながらe-mail等のチェックをする。LTKから昨日の作業内容等の連絡・確認事項が来ている。確認すると、昨日は、石井さん、LOM(渋谷)さん、OII(田邊)さん、渡辺(し)さん、LTK(小林)さんの5名で資材の運び上げと刈り払い作業に入っていた。
連絡では、順調に資材を運び上げて頂き、山頂から刈り払い作業をして下ったが未だそれ程草丈も長くなくもう少し後の時期でも?との連絡だった。

今日は、私が混合油を4Lデポ地まで運び上げれば、予定資材は全量上がる。会社により、混合油を車に積み込み加治川治水ダムへ向かう。ダムには既に多くの車が駐車してある。諏方さんの車があり、その後ろに駐車する。
天気予報とは裏腹に曇りである。おまけに山頂は、ガスで見えない。皆さん、飯豊のパノラマを楽しみに来ただろうに・・・・混合油を厳重にビニール袋等で梱包し、ザックに収めその上にストーブ、水筒、食料品、嗜好品等を詰め込みダムの堰堤を進む。

久しぶりの蒜場山だ。登山者名簿を見ると、諏方さんが10分前に入っているが荷物が重いので追いつかないだろうな。と考えながら歩き始める。出だしの急登で汗がしたたり落ちる。若干夏草が生えているがそれ程気になる程ではない。独標で4名ほど休んでいる方々がいたがパスさせて頂き先に進む。岩岳に着く少し前に諏方さん、宮下さんに追いついたが、私はワンピッチで岩岳まで来たため喉も渇いたし腹が空いて仕方ないので岩岳で食事とした。
ここまで風を殆ど感じる事はなかった。そのため、大量の汗をかいていた。しかし、空を眺めると雲の流れが速く上空では風が吹いているように見えた。食事をしているとブヨが寄ってきた。今日はウナ虫除けスプレーを振り掛ける。握り飯を頬張る。

テン場はブナの緑が眩しい美しさである。一部窪地には雪も残っている。一登りして烏帽子岩が近づくと、宮下さんが「お〜い」と手を振っているのが見えた。烏帽子岳に着いて水飲んで少し休んだ。ここからお二人の後ろについて進む。兎返しを通過して進むが登山道は良く踏まれ状態は良い。あえて言えば、切り株をもう少し処理した方がよいかな?ここまでは、少し刈り払い作業をしようと考えていた。が山伏峰を過ぎても状態はほぼ同じで急いで刈り払いをする程でもないと思った。デポ地について混合油を下ろして前日のデポ品と並べて置く。

荷が軽くなりスタスタ歩を進める。昨日入ったメンバーが刈り払いをしてくれた場所はキレイになっていました。ご苦労様でした。
山頂から、続々と人が降りてくる。眺望ナシ、風が強くて寒くてかなわん。と皆さん引き返してくる。山頂手前で食事をしている方々もいる。我々も山頂着。
ガスで真っ白、風も強く、合羽を羽織る。指先が冷たくなっている。飲み物の選択ミスだ。冷たい飲み物は少しなあ・・・・でも、キッチリ頂きましたけれど。チャルメラを煮て握り飯を頬張る。宮下さん、諏方さんからサラダやら、チーズを頂く。もう、完全に作業モードはOFF。お二人と下山する事にする。西の方からサッとガスが晴れてきた。赤津山辺りまでは見えるが、主稜線は隠れたままだ。

残念ながら、主稜線を見る事なく下山。少し下がると暑くなり合羽、長袖のシャツを脱ぐ。烏帽子岩、岩岳で水を飲み空を眺めるが雲の流れが速い。岩岳の下で、折れた大枝が樹上から落ちてきて樹の途中で引っかかった。また落ちると危ないので、樹を揺すったり色々してみたが落ちなかった。

いい加減下りに飽きた頃一人の若い方がシャッターを押してくれませんか?と頼まれたので、シャッターを押す。
まもなく、ポンと堰堤脇に出てきて下山。振り返ると、蒜場山は再びガスの中に隠れていた。


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